ON COME UP
#55 | Aug 3, 2021

世の中を救うのは愛と真実、裏切らないものは自身の努力と経験。世間や他人に左右されず、自分の信じる道を歩み続ける18歳

Text & Photo: Atsuko Tanaka / Photo Assistant: Miho Tomita / Photo Retouch: Koto Nagai

今回のゲストは、アーティストのYOSHI。13歳の時に、Off-Whiteのデザイナー/ルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティックディレクターのヴァージル・アブローと出会ったことによって、彼を取り巻く環境はガラッと変わった。その後は有名ブランドのモデルとして活躍するようになり、2018年、「Forbes」の次代を担う30歳未満のイノベーターを表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」に選出される。また、アーティストとしても、2019年にファーストアルバム『SEX IS LIFE』や、大手企業のCMソングをリリースし、俳優としても、2019年に映画『タロウのバカ』で主演デビューするなど、常に多才を発揮している。先月末に、待望のセカンドアルバム『I AM CRAZY?』をリリースしたばかりのYOSHIに、幼い頃のことから、人生の転機となったヴァージルとの出会い、ニューアルバムについてや、今の音楽シーンについて思うこと、チャンスや成功についてなどを聞いた。
PROFILE

アーティストYOSHI

香港人の父、日本人の母を持つ18歳。 OFF WHITE/Louis Vuittonを手掛けるファッションアイコンであるVIRGIL ABLOH(ヴァージル・アブロー)との13歳での運命的な出会い。彼に自身のオリジナリティー溢れるファッションセンスを絶賛されたことがSNSで拡散され、それをキッカケに有名ブランドのショーへモデルとして多数出演することになる。その後海外でも高い注目を集め、イギリスの“DAZED”“i-D”への掲載、FENDIやYOJI YAMAMOTOのモデルとしても起用されている。 2019年5月にはユニバーサルミュージックから1st Album『SEX IS LIFE』をリリース、9 月には山下達郎氏の名曲『RIDE ON TIME』を史上初サンプリングした事で話題となった1st Single『RIDING ON TIME』をリリースするなど、アーティストとして衝撃の一歩を踏み出す。 また、俳優としても9月に映画『タロウのバカ』へ主演としてスクリーンデビュー。同作品が第32回東京国際映画祭へ出品されるなど、各所からの絶賛を集めた。 「Forbes」の次代を担う30歳未満のイノベーターを表彰する「30 UNDER 30 JAPAN」にも選ばれるなど、Z世代のNo.1アイコンである。

YOSHI

―幼い頃はどんな子供でしたか?

お母さんによると、小学校1年生まではものすごいいい子ちゃんだったみたいです。勉強ができて、テストも100点とかだったらしいんですけど、小学2年生からぱたっと勉強ができなくなり、クラスでも浮き始め、先生としか話が合わないようになりました。

 

その時期はやはり辛かったですか?

そうですね、心にぼっかり大きな穴ぼこがあいた感じでした。2年生から5年生までずっとクラスで浮いてて、馴染めなくて、なんだろうなみたいな。

 

―ご両親はどんな方で、どんな育てられ方をしましたか?

お母さんにはすごい甘やかされて育てられたと思います。両親共働きで、僕は一人っ子だったので、基本家には誰もいませんでした。ベビーシッターがいたけど、僕が喧嘩ごっこみたいのが好きだったんで、世話が焼けるってみんなどんどん辞めていっちゃって。

 

―当時好きだったことや将来の夢などありましたか?

あまりなかったですけど、小学4年生の時になぜかパティシエになりたいという夢がありました。小学6年生からミニ四駆を始めて、周りにいる大人たちがリック・オウエンスとかヨウジヤマモトとかハイブランド系の服を着ているのを見て、かっこいいなって思うようになって。毎日着る服で自分を表現できるってものすごく素晴らしいと思ったし、いろんなブランドがあって、カテゴリーやジャンルもあって、すごいって思って、そこからファッションにハマっていきました。

 

―その頃にたくさんの大人と交流したことがヨシさんの人格形成に大きな影響を与えたかと思うのですが中でもご自身の中にすごく印象に残る出来事とか、誰かからの教えや言葉ってありますか?

意外とそこはないかもしれない。いい意味で、教えてもらうことは結構自分のものにしちゃうことが多いです。それに、あまり覚えてないんですよ。でも面白いことに、普段は覚えてないんだけど、本当に人生で必要な時には頭の中の引き出しがカチャっと開かれて、絶対に何があっても思い出す。「なんでその記憶があるの?」って思うけど、多分全部覚えていて、どこかに眠ってるんです。

 

―では、中学の頃はどんな日々を送っていましたか?

同級生の親友とずっと一緒に遊んでましたね。バスケ部が一緒で仲良くなり始めて、そこからずっと。そいつと遊びながら大人の人たちとも遊んで、いろんなイベントとかに呼んでもらったりしてました。

 

―そして13歳の時に、Off-Whiteのデザイナー、ヴァージル・アブローとの運命的な出会いを果たして、環境がガラッと変わったかと思いますが、どんな風に変わったかや、ご自身が感じたことなど教えてください。

あれはまじで事件でしたね。もう起きたら OK 牧場って感じ(笑)。Off-WhiteとBabylon LA というブランドがコラボしてT シャツを出したことがあって、それを買いにOff-Whiteの店に行ったんです。そうしたらたまたまそこにヴァージルがいて、せっかくだからサインをもらおうってなって。その時に、俺が腰に巻くベルトを首から下げていていて、それを見たヴァージルがヤバイねってなって、写真がインスタに上がったら、次の日ボン!ですよ。

 

そこからいろんな事務所からオファーが来るも、フリーとして活動することを選んだそうですが、理由は?

会社で上司が部下に教える、筋を通す上での1から10の決まりごとみたいなのがあるじゃないですか。まずは自分でそれを学ぼうと思ったんです。例えば僕はフレンドリーなんで、年上の人と話す時も、タメ語で話すことが多いんですけど、タメ語しか知らないで喋るタメ語と、敬語を知ってる上でのタメ語っていうのは別もんだと思って。簡単に言うと、結局世の中って愛と真実しかないし、リスペクト=愛だと思って、ちゃんと心を持って話せば通じると思うし、そういうことを自分で学んでいこうと思って。

 

―裏方の仕事もされていたそうですが、実際にどんなことをされていたんですか?

裏方というか、自分で自分のマネージャーみたいなことをしてました。だから、その時から自分の良いところと悪いところはある程度わかってましたね。言葉にすると難しいけど、いいところは根っこがポジティブなところだと思います。

 

―その頃から自分で企画書を書いてプレゼンをしていたそうですね。

企画書は友達に作ってもらうことも多かったですけど、プレゼンは得意なんです。人と話すのがすごい好きなので。コミュニケーション能力はないんですけど。

 

―よくあるビジネス的なプレゼンではなくて、自分のやりたいことを口で伝えてたということ?

でもそれが人生のプレゼンだと思うんですよ。何をどうしたいとか、ビジネスプランがどうとか言っても、この地球って全部人で成り立っているんで。もちろん自然がベースにありますけど、毎日食べてる食材だって、ここにあるものだって、何だって、全部人が作ってるわけですよ。毎日同じことをしていく中でも、結局世の中ってやっぱり誰と仕事するかなんだなと思って。

 

―ブレずにすごくしっかりした信念を持っていらっしゃいますが、自分を信じ続けることはYOSHIさんにとって簡単なことですか?

いや、簡単じゃないっすね。自分の心の底はいつまで経っても本当に見えない。常にネガティブの闇のまん中に立ってるんで。

 

―自分を信じるために必要なことってどんなことだと思いますか?

わからないです。でも、わからないから進むんですよ。正解はないですね。ひたすらもがくことじゃないですか。

 

―落ち込んだり悩んだりすることもあります?そんな時はどう対処しますか?

男友達に甘えます。「頼む、ハグしてくれ」って。この間、同じ友達と4日間連続で会って、泊まって、狭いベッドで一緒に寝て(笑)。なんか最高だなと思いました。

 

―では、ニューアルバムのタイトル『I AM CRAZY?についてお聞きしたいです。そのタイトルに込めた想いを教えてください。

特に理由はなく、感覚的に決めました。僕は自分のことをクレイジーだとは全く思ってないんですけど、周りからは変わってるとよく言われていて。でも、考え方が他人と100%合致する人なんていないので、ある意味みんな変わってるんじゃないかなと思ったりもします。なのでタイトルには、「みんな違っていい」っていう意味も入ってる感じです。

 

―テーマは?

僕はロジックに考えるところもありつつ、結構感覚的なんで、基本「今回のアルバムはこういうテーマにしよう」とかって考えることはないんです。このアルバムも、以前から録っていた曲が溜まってきたので、これでアルバムを作ろうとなりました。ジャンルでくくるのはあまり好きじゃないですけど、R&B、ヒップホップ色が強かった前作に比べて、今回は少しロックとかオルタナティブに寄ったなって思います。あと、間違いなく言えるのは、前作の『SEX IS LIFE』は超えたなと。

 

―楽曲制作はどのようにして進めていったのですか?

基本はプロデューサーのマットとスタジオに入って、一緒にビートを作って、僕がメロディーを出してっていう感じで進めていきました。大体そういうパターンが多くて、「今日はこれをやるか」みたいな感じでスタジオに入ることはないです。日本でよくある、歌詞と歌が用意されていて、という感じの方法でレコーディングをしたことは今までにないですね。

 

メインソングの『CRAZYは、ちょっと物悲しげな感じの曲ですが、この曲ができた経緯を教えていただけますか?

人に変わってると言われることとか、全然気にはしないけど、そういうことを考えた時に作ったら切ない感じの曲になりました。

 

―この曲を聴いていて、 YOSHIさんは周りの人にいろいろ言われて、落ち込んだり傷つくこともあるのかなって思いましたが、実際はどうですか?

時に小さいことに傷つくことはあります。逆に大きいことってあまり気にしなくて、例えばネットで誹謗中傷的な言葉を言われても、俺には関係ないし、言っておけばいいやって気にしない。でも、やっぱりどこかで傷ついてるんですよね。コロナ後、考え方も色々変わって、これからは自分のことを思って、“頑張らないように頑張ろう”と思って。これは今、僕の人生のテーマですね。自分が苦しみながら夢を追っていても、多分周りも心配しちゃうし、潤わないだろうけど、自分が笑顔になって頑張っていれば、きっと周りも一緒に頑張ろうってなると思うんですよね。だからいい意味で、出来るだけ自分のことを大切にするように考えてます。

 

―いいですね!歌詞は英語がほとんどですが、それはやはり海外でのヒットを意識してですか?

特に意識はしてなくて、それも気分で決めてますね。でも、前作よりは日本語が混ざってる曲が少し増えたと思います。最初は海外寄りに作っていて英語が多かったんですけど、やっぱり日本人として日本語は入れなきゃいけないなと思って入れ始めて。理由がある時はちゃんとあるけど、音楽に関しては本当にいい意味で、これ!っていうふうに考えないんで、あまり理由は持たずに、その場の空気とテンションとその日の気分で全部決めてる感じです。

 

―どんな方にこのアルバムを聴いて欲しいですか?

自分のことを嫌いな人は聴かなくてもいいし、好きな人だけ聴いてほしいって思いますけど、やっぱり上に登っていくためにはみんなに応援して欲しいなって気持ちもすごくあります。もちろん、ファンの人たちは自分の一部でもあるんで、すごい感謝もしてるし、リスペクトしかない。なので、「こんな僕の音楽ですけどみんな聴いてね」って感じです。

 

―ちなみに、ヘアスタイルが坊主になって、雰囲気がガラッと変わりましたが、何か心境の変化があったのですか?

全く関係ないです。ある朝ふと起きて、毎日ドライヤーするの大変だなあって思って。それで友達の美容師に連絡したら、たまたまその日空いてるって言われて、ソッコー行って刈り上げてもらいました。坊主はサイコーです。初めてなんですけど、普通に似合うじゃんって。

 

―では、今の日本の音楽シーンに対してどんな風に感じていますか?前にあるインタビューで、変えたいとおっしゃってましたが、どんな風に変えていきたいですか?

僕は日本の音楽に興味が出ないんですよね。今の音楽はあまり聴いてないんでわからないですけど、違うなって思ったりもする。僕が言いたいのは、他人や世の中の情報に流されずに、自分の信じる道を進むこと。いつも「忘れんなよ、going my way」 ってインスタに書くんですけど、そうすることは本当に意味があるから。どんなに人のことを追っても絶対に追いつけないし、その人にはなれないから、自分が本当にやりたいと思うことを追求していきたいです。

 

―最近の曲以外で、好きな音楽はありますか?

昔の音楽がすごい好きで、いつも聴いてます。よく聴いてるのは、高橋真梨子さんとか薬師丸ひろ子さん。『セーラー服と機関銃』とか最近聴いてるんですけど、本当に最高。その辺の70年代、80年代がすごく好きです。その頃って、今ほど技術も発達してないし、不便さもあったと思うけど、なんか伝わってくるんですよね。何かわからないけど、かっこいいよねって。

 

―情報などはどうやって入手することが多いですか?

基本は、あまり情報を入れないようにしようと思って、テレビもニュースも見ないし、音楽も何が流行ってるのかとか、半年前くらいから調べてないんで知らないです。知らないでいいやって、まずは自分の心の中で生まれるニュースに気付こうと思って。 SNSはたまに見ますけど、あまり深入りはしない。たまに検索欄とかに上がってる可愛い赤ちゃんとかを見るくらいです(笑)。

 

―今はスーパースターが生まれにくい時代だと思いますが、この時代を生き抜くアイコンに必要な資質と、世間がアイコンとなる人に求めていることってどんなことだと思いますか?

求められてるのかわからないですけど、僕は自分が伝えたいことを芯をもって伝えるって感じですかね。でもそれよりも大事なのは、人々に伝える前に、まず自分の心に突き刺さるかどうかかな。多分自分に刺さることって人にも刺さると思うんで。

 

―アーティストとしてYOSHIさんはどこを目指していますか?

今はまだ準備段階で、とりあえず23、4歳くらいまでにはスタート地点に立ちたいですね。他のインタビューでも何回も言ってることで、お前何言ってんの?みたいに思われるかもしれないけど、エンタメのトップには白人だったらジャスティンとかビリー(・アイリッシュ)がいて、黒人だったらカニエ(・ウエスト)、ビヨンセ、リアーナとかがいて、韓国だったらBTSがいて、っているけど、日本人っていないんですよね。僕はそこに行けるような気が勝手にしていて。僕がそこに行くことによって、日本のアベレージも一気にギュッと上がるし、後の世代もついてこれるじゃないですか。それってものすごい素晴らしいことだなって思うし、そこのレベルに達して初めて僕はスタート地点に立てると思ってます。

 

―では、YOSHIさんの理想の男性像を教えてください。

筋を持っていて、自分でやったことの落とし前は全部自分でつけるような人はかっこいいって思いますね。身近な存在では、地元の銭湯のおじいちゃんがかっこいい。人生で初めて憧れた人で、今79歳とかなんですけど、すごい人なんですよ。僕がよく通っていた地元の銭湯で受付をやってて、最初は冷たかったんですけど、途中から仲良くなって、そのうちお風呂を出たら毎回パンとかジュースを出してくれるようになって。その人は年齢を感じさせなくて、同級生と話しているような感じで、彼のようにいつまでもいい意味で芯を持ち続けて年を取らずに生きていかなきゃダメだって思いました。

 

―素敵ですね!では、普段から習慣にしていることはありますか?

水を飲むこと。最近は水しか飲んでないですね。観音温泉水っていう水がうまいです。あと、最近は美容にハマっていて、クリームとか塗って頑張ってます。ニキビを直すために始めたんですけど、ハマった理由はくだらなくて、男の人は女の人に比べて美容をやってる人が少ないので、今やっておけば自分は神になれるんじゃないかって思って(笑)。そこからハマって、今はお風呂上がりにハトムギ化粧水をぴしゃぴしゃってやってます。

 

―ファッションにおいて、好きなデザイナーや今お気に入りのスタイルは?

これっていうのはないですけど、やっぱりちょっとロック寄りの格好になりますね。基本パンク、オルタナティブとか。ハイブランドが好きで、サン・ローラン、セリーヌ、あとはエルメスがすごい好きです。バーキンが欲しすぎる(笑)。

 

―世間で起こっていることで気になることは?

テレビはつまらないし、見るものがもうないですね。それと、原宿の街とかも悲しいけど全然面白くないなって思います。僕が初めて原宿に来た4、5年前は、まだちょっと面白かったけど、この間来た時も、もうなんか気分がすごい落ちちゃって。だから最近は地元のここ!と決めたところにしかいないです。

 

―自分のしていることで世界が変えられるとしたら、それはどんなことだと思いますか?

わからないけど、世の中を救えることで言えば、やっぱり愛と真実だと思ってます。あと、裏切らないもので言うと、自分の努力と経験かな。でも真実に近づいていったものほど消されていくんですよ。そういう仕組みなんですよね、この地球は。色んな意味でうまく保たれてますね。

 

―生きていく上でYOSHIさんが一番大事にしていることは?

やっぱリスペクトですね。人へのリスペクトと、日々の行動とか、起きてることを当たり前だと思わないこと。それとやっぱり自分をとにかく大切にすることです。僕は誰かのためじゃなくて、まず自分が何をしたいのかを問いかけるようにしてます。そうすることで、きっと意味や役割が見えてくると思っていて。

 

―では、YOSHIさんにとってチャンスとはなんだと思いますか?人生を振り返って、これが一番チャンスだったと思うことは?

難しいですね。いつがチャンスなのかは分からない。これがチャンスだと思って、乗っかったことは今まで一回もないです。体が勝手にチャンスに乗っていってるのもしれない。本能的に身が寄って行く感じ。

 

YOSHI さんはとても運が強い方だと思いますが、ご自身でもそう感じますか?

感じますね、小学校からずっとそうなんです。なぜかは分からない。持って生まれたものなんじゃないですかね。お母さんに感謝です。

 

運に恵まれない人たちが、運を良くするにはどうしたらいいと思いますか?

自分が正しいと思うことをする、それだけですね。 呼び寄せるものだと思っているんで。でも自分もまだまだですけど。

 

―では、YOSHI さんにとって成功とはなんですか?

そんなものは僕の人生にないですね。もちろんお金的な成功とか名誉とかは、あるかもしれないですけど、心の成功は死ぬまで絶対にないですね。それは僕には存在しない。でも、これが心の落とし穴なんですよ。底無し穴なんで、ずっとグルグル回ってる感じです。

 

―成功する人としない人の違いはどこにあると思いますか?

本当に筋を通していて、愛があるかどうかだけだと思う。世の中ってものすごいシンプルだと思うんです。でもシンプルなものこそ、感覚的すぎて見えないんですよね。何かやりたいことに向かってる時、努力すれば10のうち、9までは多分誰でも行けると思うんですけど、その先は生まれ持った何かが働くとか、上からグッと引っ張ってもらうとかしないと、行けないような気がします。

 

3510年後の自分はどうなっていると思いますか?

これっていうのはないですけど、面白いことをしていたいですね。そしてみんなを愛して、みんなから愛されたい。ついてきてくれる人が増えたらいいなと思ってます。そして、22、3歳くらいまでには海外に拠点を移したいと思ってますけど、まずは日本とちゃんと向き合わないといけないと思ってます。

 

―他に、夢や挑戦してみたいことはありますか?

日々挑戦ですね。自分の心に聞きたいことがたくさんある。もし自分の分身が目の前にいたら、聞きたいことがありすぎてずっと止まらないと思います。

 

YOSHI Information

YOSHI 2nd アルバム『I AM CRAZY?』発売中

収録曲:

M1. RIDING ON TIME

M2. VOICE (Panasonic「完全ワイヤレスイヤホンRZ-S50W」CMソング)

M3. WEEKEND

M4. YAKINIKU GANGSHIT feat. Nasty C, MIYACHI

M5. DANCING IN THE DARK

M6. SAY WHAT YOU WANT

M7. CRAZY

M8. FIRST LOVE

M9. ONLY1

M10. HATE ME NOW

M11. 令和のロックスター

M12. BEAUTY IN THE WORLD