ON COME UP
#42 | Jun 11, 2019

陽と陰を併せ持ち、心で感じる今注目の次世代シンガー。ゴスペルで培った土台に軽快なラップを乗せて奏でる“Feel Good”な心地良さ

Interview & Text: Kaya Takatsuna / Photo: Atsuko Tanaka

未来に向かって躍動する人たちをインタビューする“ON COME UP”。第43回目のゲストは、シンガーソングライターのSIRUP(シラップ)さん。R&B/ソウル、ヒップホップなどのブラックミュージックをベースにジャンルを超えて新しいものを生み出していく、今話題のアーティストです。2018年8月に発表されたヒット曲「Do Well」が今年、Honda「VEZEL TOURING」のCMソングに起用されたので、彼の独特な声に聴き覚えのある方も多いのではないでしょうか。大阪府出身のSIRUPさんは、中学校の時に吹奏楽部でトロンボーンに出会ったことがきっかけで音楽の世界へ。お兄さんや先輩の影響で、ブラックミュージックに傾倒し、学生時代はその音楽のルーツや変遷を学術的にも勉強します。 KYOtaroという名で、大阪を拠点に活動をスタートし、2012年にミニ・アルバム「HEARTBEAT」を発表。その後は東京に拠点を移し、SIRUPに名を変えて新たに2017年にシングル「Synapse」でデビュー。同年「SIRUP EP」、2018年に2枚目のEP「SIRUP EP2」、そして2019年5月29日には、最新アルバム「FEEL GOOD」をリリースしました。Greenroomやサマソニなどの大型音楽フェスにも出演が決定し、これからさらに躍動すること間違いなしのSIRUPさんに、幼い頃から学生時代のことや、プロになるまでの変遷、そして曲作りについて、これからの目標や、チャンスと成功についてを伺いました。
PROFILE

シンガーソングライターSIRUP

ルーツであるR&B/ソウル、HIPHOPなどのブラックミュージックをベースにジャンルを超えて様々なクリエイターとコラボし、新しいものを生み出していく。その変幻自在なボーカルスタイル、五感を刺激するグルーヴィーなサウンド、そして個性的な歌詞の世界観でリスナーを魅了する。SIRUPは、Sing & Rapからなる造語。

SIRUP

 

幼い頃はどのような子供でしたか?

まだ小さい頃、背が190cmくらいある父親の後輩に、高い高いをされるたびに天井にぶつかりそうになって怖かったことは鮮明に憶えています(笑)。小学校4年生くらいからは、兄の友達とか年上の中に一人だけ混ざって一緒に遊んでいました。小中学生の頃は、ラジオを良く聴いてたかな。

小さい頃になりたかった職業はなんですか?

最初は絵描き、その次が映画監督で、その後ジャッキー・チェンとブルース・リーにハマって、アクションスターになりたかったです。でも、小学校の卒業アルバムには、「パソコンをいじる仕事に就きたい」って書いているんですよ。マック(マッキントッシュ)がまだ全然普及してない時に、母親の知り合いの有名なエンジニアが家にマックのパソコンを持ってきたんです。音楽をやりたいって思い始めたのは、中学くらいからですね。宇多田ヒカルさんのファーストアルバムが出た頃から、音楽が好きなことをはっきり意識したと思います。

音楽に興味を持ったきっかけは?

運動神経がめっちゃ悪かったので(笑)、中学でテニス部を辞めて吹奏楽部に入ったことがきっかけです。そこで、僕的に一番かっこいい楽器だったトロンボーンを始めました。中学2年の時、友達に誘われてバンドをやったこともあります。でも、ボーカルをやりたかったのにベース担当になってしまい、とりあえず一回やってみたけど楽しくないからやめました。一回もライブしたことないのに、バンドを解散する理由は、「音楽性の違い」にして(笑)。高校でも吹奏楽部に入ったら面白い先輩がいっぱいいて、現役のプロとも一緒に演奏する機会が増えて、そこからはトロンボーンにのめり込みましたね。

中学生の頃はどんな曲を聴いてたんですか?

当時流行っていたコブクロさんとか、ゆずさんとか、アイコさん。それから今でも変わらないですが、Mr.Childrenがめっちゃ好きでした。あとは宇多田ヒカルさんとかCHEMISTRYも。バンドをやってた時はHi-STANDARDとかを聴いてコピーしていました。

吹奏楽部の頃から、音楽の嗜好はどうシフトしていくんですか?

高校1年生の時、吹奏楽部のOBの先輩に勧められて、スティービー・ワンダーとアリシア・キーズを聴いたことがきっかけで、ブラックミュージックにめっちゃハマりました。高校卒業後は、まだ歌を本気でやるかどうかも決められないまま、地元の吹奏楽団に入ったんですけど、南大阪はレゲエが盛んだったし、兄がDJをやっていたのもあって、クラブによく行くようになりました。

お兄さんの影響も大きかったのですね。

それでも高校までは喧嘩しまくっていたんです。頻繁に遊ぶようになったのは、レゲエDJだった兄がヒップホップをやりだして、ラッパーになったあたりからです。ある日僕がカラオケでスティーヴィ・ワンダーを歌ったら、「それぐらい歌えるんやったら歌やったほうがいい」って勧められて、ちょっとやってみようと思って、インストゥルメンタルで色々作曲して、メロディーに歌詞を乗せ始めました。

最初にライブに出演されたのはいつですか?

18〜19歳くらいの時に、兄のイベントに少し出演したのが最初です。もう閉店しちゃったと思うんですけど、「CLUB NEO(クラブ・ネオ)」っていうライブハウスで、初めてお客さんからチケット代をもらって、人前で自分のオリジナルソングを歌いました。 めちゃくちゃ緊張しましたね。それから暫くは、とにかくライブに出ることを繰り返していました。すでにKYOtaroとして活動していましたが、当時はまだ半分遊びみたいな感じで満足してたんです。でも、だんだんしんどくなってきたので、本気でやろうって思って一度ライブ活動を休止しました。それから1年間、大阪のゴスペルクワイアに所属して、本気で基礎を練習しました。

大学でもブラックミュージックを勉強されたそうですね。

ゼミの論文を自分の好きなものにしないとやる気が出ないと思ったんで、ゴスペルシンガーの歴史などを読んでいました。

その時学んだことは、今の音楽に生かされているのではないですか?

そうですね。少なからずあると思いますが、知識だけではなくて出来るだけ心で感じて歌詞を解釈したり、歌ったりするように心がけています。

当時はどんなアーティストを聴いていましたか?

メインは海外のR&B、ヒップホップを聴いてましたが、日本人のラッパーも聴いてましたね。鎮座DOPENESSさんとか、5lack(スラック)、PUNPEEさんなどは、結構影響を受けました。

プロになろうと思ったのはいつですか?

22歳の時に、音楽を絶対やると言って親を説得しました。そこから3年間はライブハウスやクラブで歌って、ゴスペルも7年間くらい勉強しました。今、32歳なのですが、その期間は自分を見つめ直したり、色々試行錯誤もしてきましたね。

その見つめ直そうと思った原因はなんですか?

単純に疲れもあったと思うんですけど、自分の立ち位置がずっと変わらないことに対しての怒りとか憤りみたいなものですね。もっと自分の環境を良くしたいと思っていました。そのためには、自分のスキルが上がってもっとミュージシャンとして素晴らしくなればいいんじゃないかとか考えてました。

そのために、何かアクションは起こしましたか?

ドラムをやったり、歌のスキルを上げたり、曲を集中して作ったりしました。それで、もう一回初心に戻ろうと思って初のミニアルバム「HEARTBEAT」を出したんです。それが2012年、25歳の時です。

アルバムを出して、何か変化はありました?

めっちゃ変わりました。当時は、JAY'ED(ジェイド)君がメジャーデビューしたくらいの時で、いわゆるJR&Bっていうシーンがすごく盛り上がっていた頃なんですけど、まだ周りの仲間や先輩にEPとかを出す人がいなかったんですよ。 それでデジタル配信も始めたら、本当に聴きたいと思ってくれる全国の人に届き出したんです。それから東京の人からもライブに呼ばれるようになって、ブッキングがめちゃめちゃ増えました。その頃自分も大阪で環境を変えたくて色々悪戦苦闘していたので、アルバムの発売をきっかけに思い切って上京しました。

上京してからはライブや音楽制作でご飯が食べれるようになったんですか?

音楽だけで食べられるようになったのはここ最近です。ずっとバイト半分、音楽半分みたいな生活をしていました。東京でもバイトしてましたよ。ウェイターやバリスタ、居酒屋、派遣のバイト、肉体労働もやりました。

音楽だけで食べられるようになったのは何かきっかけがあったんですか?

きっかけは、なんですかね(笑)。 正直僕らもまだあまり実感がないんですけど、「LOOP」を出したあたりから突然動き出して、ライブに呼んでいただく機会も増えました。今の事務所に入ったことも大きいです。もともと僕は、自分で全部やるインディペンデントなアーティストになりたかったんですけど、向き不向きがあることに気づいて、事務所に入ったことで自分は音楽に没頭できるような環境に身を置くことができました。

 

KYOtaroさんからSIRUPさんに名前を変えた時ってご自身の中で何か変化はありましたか?

なんとなく自分の中で10年やってものにならなかったらミュージシャンを辞めようと思ってたんですけど、もうひと踏ん張りってなった時に、KYOtaroっていう名前を変えたいなって思ったんですよ。そうしたらそのタイミングでスタッフから「名前変えへん?」って言われて。“シング&ラップ”なスタイルに感化されることが多く、自分の作る曲にもその傾向が出てきていた時期だったので、めちゃスムーズにSIRUPに変わりました。

じゃあ今は、満足した毎日を送れているのですね?

そうですね、作りたい曲もいっぱい作れるし、周りに仲間も増えたし。特にしんどかった時期からの仲間も一緒に上がってきて、今お互いちゃんと仕事として付き合っていることが本当に最高です。

曲はどういう時に作っているのですか?

曲を作るという行為は日常の一部なので、あまり意気込まず、その曲を聴いた時に自然と思い出したことで作っていますね。映画や漫画からのインスピレーションや、人とのコミュニケーションから歌詞を書くことが多いです。

歌詞は恋愛のことが多いですか?

多くないですね。恋愛は究極の人間関係って感じがするので。でも、恋愛とも普通の人間関係ともとれる歌詞が多いと思います。今回のアルバムに収録された「Evergreen」っていう曲は特にそうなんですけど、恋愛と思って作ってたら、これって恋愛だけの話じゃないなって。 そんな感じで、書き進めていくうちに気持ちが変化することも多いですね。

 

ところでトロンボーンはもうやらないんですか?

実はやりたいんですよね。大阪のSIRUPのデビューワンマンの時に吹き逃げをしたことがあるんですけど(笑)。最後のアウトロ(楽曲の終わりの部分)で「LMN」っていう曲を追加したんですが、トロンボーンを奥から持ってきて吹いて「ありがとう〜!」ってステージ袖にはけるっていうのをやりました(笑)。余裕ができたらどこかでまたやりたいなって思ってます。

ニューアルバム「FEEL GOOD」には、新曲が7曲入ってますね

今回は、ガンガン作っていいものだけ入れようと思って。とにかくカッコいい曲、自分が今作りたい曲、今の想いを吐き出した曲を入れようと作っていったら7曲完成しました。3ヶ月くらいで完パケみたいな形にしないといけなかったんで結構必死でやりましたね。

タイトルの「FEEL GOOD」にはどのような想いが込められていますか?

僕の音楽は、まだちょっと難しいと思われがちのサウンドだと思うので、気軽に聴いてもらえたらいいなと思っています。僕は陰と陽のエネルギーを全部入れてるんですけど、表に出てるエネルギーは陽の方が強いので、その陽の部分を楽しみながら陰も感じて欲しいです。そこで、誰でもわかる気持ちの良いタイトルにしたかったので、FEEL GOODにしました。

陽はあえて陽にしてるんですか?

いや、そういうわけでもないです。自分を客観的に見たら、持ってるものが陰で、出てきてるものが陽って感じですかね。

どんな人に聴いて欲しいとかはありますか?

特に…考えすぎてる人。僕も考えすぎてしんどくなっちゃうんですけど、結構みんな同じこと考えてると思うんですよ。別に道しるべじゃないけど、僕も「このアーティストのこの歌のお陰で助かった」っていう体験があるので、今度は僕がそうなれたら嬉しいですね。進むべき方向は、みんな悩みながらもわかってると思うんで、その背中を押せるくらいのものになれば結構嬉しいですかね。あとはめちゃ単純ですけど、日常の気分を変えたい人に気軽に聴いてもらえたら嬉しいですね。

日本と世界の音楽シーンについて何か感じることとかありますか?

どこも凄く多様化してます。アメリカはその多様化を受け入れた結果、ヒップホップ、つまりブラックミュージックがメインストリームになったわけですよね。自分の体感ですけど、おそらく日本は今、その始まりくらいなんじゃないかって感じています。ロックなのかポップスなのか、シティポップなのかブラックミュージックなのかさえもなくなってきているし、今までの既存のジャンルがなくなって、もっと本当のオリジナリティが浮上する時代になってきたらいいなと思ってます。

今注目してるアーティストとかよく聴いているアーティストはいますか?

本当によく聴いてるのは、今回フィーチャリングもしてるテンダーとか、テンパレー。ラッパーだと、衝撃だったのがビム君(BIM)やババ君(Kvi VaVa)。彼はヒップホップの枠組みを超えてる感じがするし、オートチューンを使ってるけどちゃんと歌として聴けるイメージがあります。海外だとChance the Rapper(チャンス・ザ・ラッパー)とかSmino(スミノ)とかシカゴ系のラッパーは、教会に通ってバンドにずっと触れていたので、歌も歌えるし、ラップもできますよね。そういう生の音への見識も高いラッパーが好きかもしれない。そういうバイブスの、ゴスペルっぽいサウンドがヒップホップのメインストリームになっていて、今たくさんいるので僕も追いついてないです。

作曲する上で最も大切にしていることや心がけていること、逆にやらないようにしていることなどありますか?

直感を一番大切にしています。例えば、頭で考えてる時にカッコいいと思った韻をそのまま使うことって俺の仕事じゃないって思ってます。たとえ韻としては2行を16文字くらいに揃えた方が良くて、伝えたいことが言葉として韻を踏めてなくても、自分が感じて欲しいイメージの方を重要視しています。あとは自分がメロディをつけるときは、出来るだけ1テイク目を使うようにしてます。トラックをもらってからずっと聴いてから、一気に5テイクくらいアドリブで入れて良いところを取るんですけど、考えて作ったメロディって結局良くなかったりするんですよね。色々トライして、出来るだけチャレンジして、最終的に一緒に曲作ってる仲間とも相談して決めています。

SIRUPさんが他のアーティストに負けないって思うところはどうですか?

ライブのとき全く緊張しないですね。緊張って自分をいつも以上に見せようとしてビビってしまう気持ちと、準備不足から起きるものだと思うんです。あとは何が起きても動じないことかな。無茶苦茶なステージを踏みまくったんで、自分が今まで経験した以上のことは多分これからもないだろうなって思っています。

普段、習慣にしてることはありますか?

マスクして耳栓して寝るのを習慣にしています。眠りが浅いので凄く些細なことで起きちゃうんですよ。 あとはどんなに時間がなくても、起きてから10分くらいはボーッと座る時間が必要で、その時間を省けなくて遅刻することもあります。もっと余裕があれば、電動ミルで豆挽いて、自分でコーヒーを淹れてるくらいですかね。

新しい音楽はどうやってチェックしてますか?

普段から現場でも音楽の話ばかりしてて、友達から教えてもらうパターンが多いです。新しい音楽を知る方法としては、友達や久しぶりに会ったミュージシャンにオススメや今何聴いてるかを聞いたり、Spotifyの友達のプレイリスト、Apple Musicのニューリリースやランキングをチェックしたりなど。ストリーミングで聴くのが多いかもしれないですね。

元号が変わり、令和の時代に入りましたが、そういう時にどういうアーティストが求められると思いますか?

どうなんですかね、逆に聞きたいですけどね。時代に求められるかはわからないし、希望しか言えないけど、自分の周りでいいなって思うミュージシャンって嘘がないし、ほんまやからカッコいいんで、そういう人ばかりが世に出てきたらいいなって思います。

SIRUPさんにとってチャンスとはなんですか?

自分がやってることに対してしんどいなって思ったらチャンスだと思いますね。次のステージに行く過程で、嫌なことが増えた時がチャンスだって思う癖は結構あるし、そうじゃないと次に行けないと思います。

やっぱり苦労されてきたんですね。

今まで結構しんどかったですね。でも嫌なことを無理矢理する辛さではなく、こうなれば自分が良くなるし、嬉しいと思えることには惜しまず努力してきたつもりです。

SIRUPさんにとって成功とはなんですか?

完全に自分の思い通りの曲ができることが僕にとっての成功だと思います。今の環境は、全部音楽が連れてきてくれたので、僕は今、何よりも音楽を一番大事にしてます。いいものさえ作っていけば、もし自分の身に何かあっても音楽は残るんで、曲さえ産めれば成功に繋がると思ってます。

まだ叶ってない夢があったら教えてください。

海外のトラックメーカー、特にブラストラックス(Brasstracks)と一緒に曲を作りたいです。

3年後、5年後、10年後のご自身はどうなっていると思いますか?

3年後はどこにおるかわからんみたいな人になっているのが目標。日本には住んでるけど、基本は海外のいろんなところでライブをして、各地のアーティストとセッションして曲を作っていたいです。5年後にはコーチェラに出たいし、武道館で2デイズとかやりたい。それでチャンス・ザ・ラッパーとか、自分が好きな海外アーティストと2マンとかできたら最高ですね。でも、ちゃんとやっていたら繋がっていくと思うので、今は飛び級しようとせず、しっかり曲さえ作っていけたらいいと思います。

SIRUP Information

The Truth

SIRUP最新アルバム「FEEL GOOD」2019年5月29日(水)発売!
RZCB-87001【AL】¥2,800(本体価格)+税

「YATSUI FESTIVAL! 2019」
■日程:2019年6月15日(土)、6月16日(日)
※SIRUPの出演は16日(日)のみ
開場/開演(両日):12:30(11:00リストバンド交換開始)

■会場:TSUTAYA O-EAST、TSUTAYA O-WEST、TSUTAYA O-nest、TSUTAYA O-Crest、duo MUSIC EXCHANGE、7th FLOOR、clubasia、VUENOS、GLAD、LOUNGE NEO、SOUND MUSEUM VISION、HARLEM PLUS、LOFT9 Shibuya(合計13店舗)

【チケット情報】
●先着先行チケット
2月14日(木) 12:00販売開始~
1) 2日通し券 ¥12,500 (各日ドリンク別)
2) 1日券(6/15分) ¥6,800 (ドリンク別)
3) 1日券(6/16分) ¥6,800 (ドリンク別)
イープラスのみ https://eplus.jp/yatsuifes/

■お問合せ:TSUTAYA O-EAST:03-5458-4681