東京03 x三代目J Soul Brothers山下健二郎 x山本舞香による新感覚シットコムドラマ「漫画みたいにいかない。」が Huluにて独占配信スタート!来春には舞台化も決定

2017/10/23

オンライン動画配信サービス「Hulu」は、ドラマと舞台を一度に両方楽しめるような新感覚シットコムドラマ「漫画みたいにいかない。」(全10話)を10月31日より独占配信する。シットコムとは「シチュエーション・コメディ」の略で、同じ舞台やキャストで一話完結のストーリーを作っていくドラマ制作の手法のこと。まだ日本ではあまり馴染みがないが、アメリカでは「フルハウス」や「フレンズ」など大人気のドラマが多く存在する確率されたジャンルのひとつだ。

現在Huluでも、福田雄一による「ニーチェ」やバカリズムの「住住」などのシットコムが人気を博しており、本作は稀代のコント師「東京03」と、熱狂的ファンが多い三代目J Soul Brothersのメンバー山下健二郎と、「暗殺教室」や「ひるなかの流星」などに出演、若手女優の注目株・山本舞香をキャストに迎えた新プロジェクト。監督には、テレビ東京のバラエティ番組「ゴッドタン」、カンテレ・フジテレビ系ドラマ「素敵な選TAXI」などの脚本や舞台演出などを手がけ、“第3のバナナマン”と呼ばれるほどバナナマンと交流が深く、バカリズムや東京03からも絶大な信頼を得ている人気放送作家オークラが担当する。オークラは今回がドラマ初監督作品となる。

内容は、東京03の角田晃広扮する、44歳・バツイチ子持ちの全く売れない漫画家、戸塚おさむの 「悲哀に満ちた日常」を描いたもの。自宅兼制作事務所を舞台に身近な人達とのドタバタがコミカルに繰り広げられていく。正義感が強く情に厚い戸塚のアシスタントに三代目JSBの山下健二郎、戸塚の幼馴染で定食屋のマスター・鳥飼役に東京03 の飯塚悟志、クールに見えて女にだらしなく、少し抜けている戸塚が連載を持つ雑誌の編集担当・足立役は東京03の豊本明長、そして夜遊び好きで朝帰りをしては父親とけんかしている戸塚の娘・高橋るみを山本舞香が演じる。

そこでHIGHFLYERSは配信に先立ち、キャストの東京03に「漫画みたいにいかない。」出演について伺った。

東京03 左→右:豊本明長、飯塚悟志、角田晃広

ー新感覚シットコムドラマは、コントとは違いましたか?

飯塚:撮影中はそれほど違いは感じなかったですけど、完成したものを見たらいつも我々がやっているコントとは別物に見えました。撮り方がちょっと変わっていてトリックのようなんですよ。

角田:僕が画面から消えてもカメラは固定して回したままにしているんです。それで、僕が衣装を替えて離れたところから再登場するとそれに合わせてカメラも動くので、オンエアで見ると一瞬トリックのように見えるんです。見ていただければすぐわかると思うんですが、不思議なんですよ。

飯塚:新感覚、本当に。でもやっぱ早着替えとかは止めればいいのにって思って(笑)。

角田:こっちの気持ちでは一回止まってますから(笑)。でもカメラは回ってるから「急いで着替えて出なきゃ」っていう気持ちになってるし。

飯塚:そういう意味では舞台みたいな緊張感がありましたね。ミスれないし。

—全10話を1ヶ月で撮影したと伺いましたが、長回しも多いですし、相当ハードだったのではないですか?

飯塚角田: 相当ハードでしたね。1日2話撮りとかありましたからね。

飯塚:本当にずっと何かの台本覚えてたよね。別の仕事で移動してる時も空き時間もそうだし、終わったらすぐ次の台本を覚えないといけないし。だから結構濃密な時間でしたね。

角田:いや、濃かったですね、1ヶ月は。

—今回は山下健二郎さん、山本舞香さんが加わった5人での作品となりましたが、いかがでしたか?

飯塚:いいことづくめだよね。山下くん、ちょっと面白かったですよね。

角田:言い方とか表情とか、まあバカっぽいキャラクターなんですけど、もうバカにしか見えなかった(笑)。

飯塚:もうちょいうまいこと言えよ(笑)。あざとくないんですよね、それでいてやりすぎることがないから、本当にバカのふりをしてるって思えなくて、本当にバカに見える(笑)。

—でもそれって素晴らしい役者ってことですもんね。

飯塚角田:そうなんですよ、ほんとに自然でした。それに舞香ちゃんは自然な芝居がうまいから締まるんですよね。

—では3人の時とはまた全然違う雰囲気だったのですね?

飯塚:全然別ですね。だって山本舞香ちゃんの役を普段は豊本がやってますから。

豊本:3人でやるときは、はい(笑)、女役として。

飯塚:締まらないですもん(笑)。

豊本:カツラかぶったおじさんですからね。

飯塚:にしては締まる方だと思うよ。他の芸人の女装に比べたら締まる方だけど、山本舞香ちゃんと比べちゃまずいよ(笑)。

—来年の春には、舞台化も決定したそうですね。

角田:そうなんですよね、今から楽しみですね。

—舞台のセットが結構ガーリーでおしゃれな感じだったんですけど、いつもとは全然違う印象を受けました。

飯塚:ポップセットもBGMで流れている音楽も、監督のセンスでしょうね。 すごくおしゃれだと思いますね。

—監督のオークラさんはいかがでしたか?

飯塚:我々東京03の単独ライブも演出はオークラで、7本ネタをやるうちの、20〜30分くらいの1番最後のネタはオークラが書いているんです。ずっと一緒にコントをやってきた仲間の脚本/監督の作品なんで、僕らは凄くやりやすかったし、楽しかったです。イラストを描いてるニイルセンも付き合い長いですよ。

豊本:はい、もうだいぶ。いろんなものを作ってもらったり、絵を描いてもらったり。

—タイトルが「漫画みたいにいかない。」ですが、今までに漫画みたいにいかないことはありましたか?

飯塚:漫画みたいにいかないことだらけですよ。

角田:まあうまくいってないで来ましたから、何事も(笑)。

飯塚:何もうまくいかないもんね(笑)。ビデオ屋ありきで引っ越したのに、引越したらビデオ屋がすぐ潰れたとか。角ちゃんと一緒にご飯行くことが多いんですけど、美味しいところ見つけたからって連れてってもらっても、定休日とか、臨時休業とか潰れてたりとかで店やってたことないもん。 歩道橋までなくなっちゃうんですから。

角田:歩道橋って橋が4方向にかかってるじゃないですか。ある朝起きたら、交差点そばの歩道橋が、真っ先に僕のゾーンの足からなくなってた(笑)。そういうのが多いんですよ。

—むしろ漫画っぽいですね。お二方は何かありますか?

飯塚:東京ディズニーランドでプロポーズしたんですよ。計算のもと花火の上がる直前のタイミングでプロポーズして晴れてオッケーをいただいて、いざ花火が上がるんですけど、ハロウィンの時期ってちょっとおどろおどろしい曲がかかるんですね。いつもは星やハートの形をした仕掛け花火が上がるのに、「 ア〜ア〜ア〜、ワッハッハッハー」みたいな悪魔の声と曲と共にその日はドクロだったの(笑)。彼女はプロポーズ直後にそれ観ながら、この人とうまくやっていけるんだろうかって思ったらしいですよ。

—それも漫画っぽいですね(笑)。豊本さんは?

豊本:うまく女性と遊べないですね。

—やっぱり何かがあるんですか、いつも?

豊本:いや、そういうわけじゃないんですけど、そんなことがありましたから、はい。

飯塚:まだ遊ぼうとしてんの?(笑)

豊本:いえ、それはもう遊びませんよ(笑)。

角田:遊べなくなったけど、チャンスがあればいきたいよね。

豊本:いや、それは言ってない。

飯塚:この部分、太字で書いておいてください(笑)。

—最後に、それぞれ番組についての見どころをお願いします。

角田:トータルですごくオシャレで面白い世界だし、会話もテンポ良く、ストーリーもどんどん展開していくのでぜひ楽しんでください。

飯塚:やっぱり大人に響くような、凄くいいセリフが多いんですよね。

—何か心に残っているセリフはありますか?

飯塚:いや、ひとつもないんですけど(笑)。

角田:観てほしいから言わないんですよ。

飯塚: 今回の「漫画みたいにいかない。」はずっと昔から一緒にやってきたオークラと我々の集大成で、今までのいいところを全部詰め込んだような作品に仕上がっているんで、ぜひ観ていただきたいですね。

豊本:huluは何回も観られるじゃないですか、最初に内容の面白さで観て、撮り方のオシャレさでも2、3回観れる。もっと細かく言うと対峙した部屋のセットの後ろに額があって、その額の中には会話の内容の絵柄が描いてあったり、額の中身が変わったりするんですよ。そういう細かいところも観て欲しいですね。

 

「漫画みたいにいかない。」への3人への意気込みと自信が伺える、終始笑いの絶えないインタビューだった。監督オークラと東京03の集大成とも言える本作は2017年10月31日よりHuluにて独占配信スタート。是非お楽しみに。

Text: Kaya Takatsuna / Photo: Atsuko Tanaka

 

ドラマ「漫画みたいにいかない。」は2017年10月31日(火)よりHuluにて独占配信スタート(全10話)

2話以降は毎週土曜日更新 ※11月4日(土)第2話配信

脚本・監督:オークラ

イラスト&アニメーション:ニイルセン

企画プロデュース:川邊昭宏(NTV)

プロデューサー:秋山健一郎(NTV)坂下哲也(AXON)筒井梨絵(AXON)

制作協力:AX‐ON

製作著作:(c)漫画みたいにいかない。製作委員会

■公式HP:mangamitaini.com

■公式Twitter:@mangamitaini

■公式Instagram:mangamitaini

<Huluについて>

Huluは40,000本の映画・ドラマ・アニメを楽しめるオンライン動画配信サービスです。月額933円(税抜)でいつでも、どこでも、全ての作品が見放題。インターネットに接続したテレビ、PC、スマートフォン、タブレットなどで視聴可能です。お届けするラインアップは、日本最速で独占配信する「Huluプレミア」や、独自で制作する「Huluオリジナル」を筆頭に、テレビで放送中の人気番組の見逃し配信や、音楽のライブ配信など。Huluでしか見られないコンテンツも多数あり、全て月額定額・見放題でお楽しみいただけます。